認知症への効果が期待できるアロマオイルが発売


アロマオイルのエアアロマ(株)が、認知症に効果が期待できるアロマオイル「Ninchi+TEA TREE MEDI―AIR(ニンチプラス ティートゥリー メディエア)」を発売しますと発表しました。ニンチプラス ティートゥリー メディエアは、近畿大学理工学部応用科学科教授の宮澤三雄先生との共同による開発で生まれたものです。需要先としましては介護施設などへの導入を見込んでいるほかに、相談薬局や病院などに販売していく計画しているようです。

一般的には、認知症の患者には、脳内神経伝達物質“アセチルコリン”の低下が見られるのですが、アセチルコリンの分解酵素のアセチルコリンエラスターゼの働きを阻害する、“ティートゥリーオイル”抽出物を複数配合したアロマ成分“双環性モノテルペン・ティートゥリー”を開発し、商品化したのがニンチプラス ティートゥリー メディエアです。分解酵素の阻害により、アセチルコリンの濃度が上昇し、認知症の予防と現状の維持が見込まれるそうです。ニンチプラス ティートゥリー メディエアの効果につきましては、試験管のレベルで確認されている段階ですので、臨床試験は現在行っている最中だそうです。ニンチプラス ティートゥリー メディエアは特許として現在、アセチルコリンエラスターゼ阻害剤として出願しているそうです。

ニンチプラス ティートゥリー メディエアの香りは、“ティートゥリーオイル”をさらにシャープにした感じの香りとなっているそうです。ちなみにお値段は、税込みで10ml・2100円、450ml・3万5700円です。10mlのサイズで、だいたい2週間~1ヵ月位持つそうです。