アロマセラピーで花粉症を直す
人間の身体にとって、スギ花粉などの花粉は異物のものとなります。
花粉などの異物の侵入に対して体の免疫反応が過剰に反応してしまい、鼻・目・気管支などの粘膜が炎症を起こしすために、くしゃみ・鼻水・鼻づまりなどの花粉症の特有のアレルギー症状が起こってしまうのです。
花粉症に効果がある精油には何があるかと言うと、まずは、医薬品などにも入っている「ユーカリ」です。
ユーカリの効用には花粉症の他にも、筋肉痛を鎮めるための鎮静作用などにも効果があります。
次に、強い殺菌力があり、免疫力を刺激する作用がある「ティートリー」です。
三つ目には「カモミールジャーマン」は殺菌作用があります。香りが非常に強く薬草のような匂いがするので苦手な方もいると思います。匂いが苦手な方には「カモミールローマン」をお勧めします。
使用の方法の例として、コップ一杯の水(または湯)にティートリー(またはユーカリ)を1滴入れ、うがいをします。花粉症だけではなく、風邪予防にも効果が期待できますよ。
次の方法としてマスクの端(直接顔にあたらない様にガーゼの中の部分)に1~2滴ほどエッセンシャルオイルを染み込ませるという方法もあります。この場合はガーゼの中央にエッセンシャルオイルを染み込ませないようにしてください。むせることもあるみたいですので最初は少量で試してみてください。
そしてお勧めの方法はアロマバスを楽しむのがいいですね。オイルの成分がお風呂の湯気とともに鼻から吸収され、かつ肌にも浸透していきますので、よりよい効果が期待できると思います。気分的にもとてもリラックスできます。お風呂の掃除が大変だと言う方には、カップや洗面器に精油を数滴垂らして蒸気を吸うという方法が手軽にできる方法です。
家の外でもできる活用方法としては、ティッシュやハンカチに数滴垂らして持ち歩く方法があります。
活用の方法もいろいろありますので、自分に合った方法で使用されるとよりよい効果が得られ、続けられると思いますよ。