アロマセラピーは風邪を引いたり軽い頭痛で不調なときに薬を服用するのは気が引ける。そんなときにお役立つのがアロマセラピーですね。自然植物から抽出したエッセンシャルオイルを利用して心身を癒しますので、副作用もありません。
アロマセラピーが盛んなドイツでは各人の症状を入力すると、アロマオイルをどれだけ配合するかの“レシピ”や表示し、自動的に調合する装置「アロマドック」というものが登場しました。
アロマドックを開発したベルント・グリアッシ氏は、持病のぎっくり腰を治療したときにアロマセラピーと出会い、その効果を体感しアロマドックの考案を思いついたのだそうです。
アロマドックは症状に合わせて、どのアロマオイルを選ぶのか、それを、どのような比率に混ぜるのか? 材料とその調合比率により、無限とも言える組み合わせが可能なアロマオイルの調合を簡略化させる装置です。
アロマドックはパソコン、モニター、調合機、データバンクの4つの部分からなっており、84種類の標準オイルと基礎オイルを内部に収納し、パソコンに症状を入力すると、どのオイルをどれだけ配合するかの正確な調合処方箋を表示します。処方箋に基いてオイルを調合しデータバンクが処方する1850種類のアロマオイルを調合します。この装置は実験設備製造業者ゲアハルト社と業務提携し、自動調合装置開発に2年間の開発期間を経て、完成させています。
このアロマドックは、現在ドイツの国内のハイルプラクティカーや薬局、医師に、アロマセラピーと調合機のプロモーションを実施していき、2008年にアメリカに進出する計画とのことです。このような自動調合装置が日本にもあれば、店頭で症状を入力して自分にあったアロマオイルができあがるので、お店の人にとっても便利ですしお客にとっても迷わなくて済みますので、是非、導入してほしい装置ですね。